2013年07月10日

VRayMtl BRDFの違い

VRayマテリアルにはBRDFにPhong、Blinn、Wardの3タイプがある。

何が違うかっていうと微小面の分布予測の計算方法が違うらしい。
調べたところ
Phongは計算が簡略化されたモデル。
BlinnはPhongの改良版。
Wardはそれなりに物理的に正確。
という感じらしい。

Phongはプラスチック、Wardは金属に向いていると聞いたが実際どう違うのか
それぞれGlossinessの値をアニメートして比べてみた。



スペキュラー




リフレクション




Phongはかなり急に反射ぼかしが変化してる。
Wardは滑らかに変化してる。
Blinnは中間。

Wardは反射ぼかしのコントロール幅が広いので金属に良さそう。
Phongでは細かいコントロールは難しそうだ。
でもつるんとした物に使う分には問題なさそう。

レンダリング時間はWardが若干重いけど気になる程ではないと思う。
posted by KAZZ at 03:18| Comment(0) | TrackBack(0) | 実験

2013年07月09日

VRay IrradianceMapの検証 10

今回はDMC SamplerのMin Samplesの検証。
使用する最小のサンプリング量を設定するとのことだが・・・。





デフォルトは8。
正直ほとんど違いが分からない。
レンダリング時間もほとんど同じだし・・・。

一応サンプル数256でも試したところサンプル数4よりは綺麗になった。
といっても言われたら綺麗かなぐらい。
もっと大きな値にしないと意味がないのだろうか・・・。

どちらにしろあまり優先度の高いパラメーターではないと思う。
posted by KAZZ at 02:49| Comment(0) | TrackBack(0) | 実験

2012年07月22日

VRay IrradianceMapの検証 9

今回はDMC SamplerのAdaptive Amountの検証。
Adaptive Amountは最適化範囲で、ちゃんと計算するサンプリングポイントの割合を決める感じ。
1.0で完全な最適化を行う。レンダリングも最速。
0.0は最適化しない。もちろんレンダリングは遅くなる。
デフォルトの値は0.85




今まであまりDMC Samplerの値はいじったこと無かったんだけど結構変わる。
1.0だとかなり汚い。
0.5ぐらいまでは分かりやすくノイズが減っている。
0.25以下はあんまり変わらない感じ。
レンダリング時間は、1.0の時約13秒で0.0の時は約1分。
かなり増えてしまいます。
DMC Samplerはアンチエイリアスやエリアライト、反射ぼかしなんかにも影響を与えるので実際のシーンだともっと劇的にレンダリング時間が増えてしまうかもしれない。

シーンと相談しながらほどほどの値にするのが良いかも。
posted by KAZZ at 04:06| Comment(1) | TrackBack(0) | 実験

2012年07月10日

VRay IrradianceMapの検証 8

Distance threshold(Dist thresh) の検証。

Dist threshはイラディアンスマップのサンプルがサーフェイスの距離にどれぐらい敏感に反応するかを決定する。
より高い値は溝等の込み入った部分にサンプルポイントをより多く置く事を意味する。


MaxRate:-2



レンダリング時間はほとんど変わらない。
一応高い値にした方がちらつきは抑えられてる。若干ですが・・・。


MaxRate:-1



MaxRateを上げてレンダリング。

レンダリング時間は
Dist:0.0 約18秒
Dist:0.5 約20秒
Dist:1.0 約21秒

Distの値を上げると微妙にレンダリング時間は増える。
頭部を見るとちらつきは抑えられてるみたい。
ちらつきは残っているが大きいちらつきは減っている。


Distをさらに大きい値にしてみる



うーん・・・ほとんど変わってないように見える。
1.0以上の値を入れてもあまり意味が無いのかもしれない。

サンプルポイントの変化はこんな感じ。

Dist:0.0
Dist_0.0.jpg


Dist:0.5
Dist_0.5.jpg


Dist:1.0
Dist_1.0.jpg


Dist:5.0
Dist_5.0.jpg


Dist:10.0
Dist_10.0.jpg


これを見る限りだと1.0と10.0でほとんど変化が無い。


Dist thresh は値を上げるとある程度ちらつきを抑えてくれるようだ。
レンダリング時間の増加量もそれほど大きくないので大きめの値にしておいて良いかも。
そして今回にシーン関しては1.0以上の値はあまり意味が無いようだ。
posted by KAZZ at 03:32| Comment(0) | TrackBack(0) | 実験

2012年06月30日

WIP - HK12

腕を左右非対称に。ベルト追加。

HK_0630.jpg
posted by KAZZ at 06:13| Comment(0) | TrackBack(0) | WIP

2012年06月28日

VRay IrradianceMapの検証 7

今回はNormal threshold(Nrm threth)の検証。

この値はイラディアンスマップのサンプルがどれだけ敏感にディテールに反応するかを決定するとの事。
値が小さいほど敏感に反応する。


MaxRate:-2でレンダリング



Nrm Threth:1.0 と Nrm Threth:0.5 では結果はほとんど変わらない。レンアリング時間もほぼ一緒くらい。
Nrm Threth:0.1 になるとちらつきが軽減されている。レンダリング時間は少し増えている。
MaxRate:-2ではあまり変化が無いのかと思ったのだけど結構違いが出ている。


MaxRate:-1でレンダリング




レンダリング時間は
Nrm:1.0 約24秒
Nrm:0.5 約26秒
Nrm:0.1 約30秒
MaxRate:-1 だと1.0と0.5でも差が出てきてる。
特に胸の辺りの凹凸のちらつきが押さえられている。


次は極端な値を入れてレンダリング



0.1と0.01だと首の辺りが微妙に違うけどほとんど変わらない印象。
レンダリング時間はしっかり増えている。
1.0と10.0だと結構ちらつきが増えている。
レンダリング時間は微妙に減ってる。
極端な値にしてもちゃんと計算しているようだ。


Nrm Threthは凹凸のあるモデルなら有効。
レンダリング時間は増加するもののそれほど大きく増える訳ではないので小さめの値にしておくのが良さそうだ。
posted by KAZZ at 03:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 実験

2012年06月21日

VRay IrradianceMapの検証 6

今回はClr threshの検証。

Clr threshは色によるしきい値で、直接照明の明度差にどれぐらい敏感に反応するか決定するそうです。
小さい値になる方が敏感に反応して、イラディアンスマップの精度が上がるとのこと。
そういうわけなので明度差の強いシーンを使ってレンダリングしてみた。




MaxRate:-2でレンダリング
うーん・・・ほとんど違いが分からない。

つぎはMaxRate:-1でレンダリング





Clr:1.0に比べてClr:0.01の方が首の辺りのちらつきが若干少なくなっている。
値を小さくするとレンダリング時間は微妙に増えるようだ。


Clr threshはサンプルポイントを取る場所を調整するみたいなので十分なサンプルポイントが無いとあまり意味がないのかもしれない。

レンダリング時間はあまり変わらないので初めから小さめの値にしておいても良いかもしれない。
posted by KAZZ at 02:52| Comment(0) | TrackBack(0) | 実験

2012年06月18日

VRay IrradianceMapの検証 5

今回は補足説明。

ShowSampleをオンにしてレンダリングしてみた。

まずプリセットのLowの設定。
Min Rate:-3
Max Rate:-2
HSph.subdivs:50
Interp.samples:20
SS_Low.jpg


MaxRate:0

SS_MaxRate00.jpg


MaxRate:-3

SS_MaxRate-3.jpg


MaxRateが増えると入り組んだところにサンプルが増えてるのが分かります。
MaxRate:-3になると大幅に減ってますね。思ったよりかなり減ってます。


MinRate:-2

SS_MinRate-2.jpg


MinRate:-4

SS_MinRate-4.jpg


MinRateが増えると省略されてるサンプルが減って全体的にサンプルが増えてますね。
値が減るほどフラットな領域がスムーズにレンダリングされるっていうのはサンプルしてないから変化が少なくなるという事かな。


HSph:5

SS_HSph005.jpg


HSph:100

SS_HSph100.jpg


HSphが少なすぎると、計算に使用するサンプルが少なくなるので極端な結果になるようだ。
HSphが大きくなる分にはShowSampleではいまいち違いが分かりにくかった。


Interp:005

SS_Interp005.jpg

Interp:100

SS_Interp100.jpg


InterpはShowSampleではほとんど違いが出てないね。動くと違うのかもしれないけど・・・。
posted by KAZZ at 02:10| Comment(0) | TrackBack(0) | 実験

2012年06月11日

VRay IrradianceMapの検証 4

今回はInterp.samplesの検証。

ユーザーガイドによると間接照明を補完するために考慮されるGIサンプルポイントの数との事。
より大きな値は広範囲なサンプルポイントの平均値となるので滑らかな結果になるが、ディテールがぼける傾向があるらしい。



レンダリング時間は
Interp:5 約12秒
Interp:20 約12秒
Interp:40 約13秒
Interp:80 約13秒
Interp:160 約14秒
値が増えるとレンダリング時間は増えるが、ほとんど変わらないレベル。

結果を見ると明らかに滑らかになっている。
ちらつきの軽減度合いはHSphを上げた時よりも効果がある。

ユーザーガイドにInterpが低くてもHSphが高ければ問題ないようなことが書いてあったのでそれも試してみる。



うーん・・・ダメだね。
InterpとHSphを十分上げたものはかなり綺麗。でもGIパスの解像度(Max rate)が足りない部分はやはりちらつく。

Interpは上げてもレンダリング時間があまり変わらないので高めに設定しておくのが良いかもしれないね。
posted by KAZZ at 01:33| Comment(0) | TrackBack(0) | 実験

2012年06月09日

VRay IrradianceMapの検証 3

HSph.subdivsの値による違い。



Min Rate:-3 Max Rate:-2 でHSph.subdivsの値だけ変えてみた。
HSph.subdivsはサンプリング数で値を上げるほど高品位になるらしい。
レンダリング時間は

HSph:25 約10秒
HSph:50 約12秒
HSph:75 約15秒
HSph:100 約17秒
HSph:150 約28秒
HSph:200 約40秒

150辺りからぐっとレンダリング時間が増えますな。

見比べると確かに値が増えるほど滑らかになっています。
しかしGIパスの解像度(Max rate)が足りてない事が原因のちらつきはどうしようもないみたい。
Max rate上げるよりはレンダリング時間の増加は少ないので、まずHSphを上げてみて駄目ならMax rate上げる感じですかね。
posted by KAZZ at 23:36| Comment(0) | TrackBack(0) | 実験