2012年06月08日

VRay IrradianceMapの検証 1

VRayのIrradianceMapの設定を色々変えて検証してみる。

まず初めはデフォルトの設定でレンダリングしてみた。



VeryLow
Min Rate :-4
Max Rate :-3
Clr thresh:0.4
Nrm thresh:0.3
Dist thresh:0.1
レンダリング時間約10秒
かなりちらつく。このまま使うのは厳しい。

Low
Min Rate:-3
Max Rate:-2
Clr thresh:0.4
Nrm thresh:0.3
Dist thresh:0.1
レンダリング時間約12秒
VeryLowよりはだいぶましだがやはりこのまま使うのは厳しい。

Medium
Min Rate:-3
Max Rate:-1
Clr thresh:0.4
Nrm thresh:0.2
Dist thresh:0.1
レンダリング時間約18秒
首のあたりのちらつきは厳しいが全体的には目立たない。

High
Min Rate:-3
Max Rate:0
Clr thresh:0.3
Nrm thresh:0.1
Dist thresh:0.1
レンダリング時間約30秒
首のあたりのちらつきはまだあるが使えるレベル。
しかしレンダリング時間がVeryLowの3倍に増えてしまった。




こちらはMediumとMedium animation、HighとHigh animationの比較。
animationになると何が変わるかというとDist threshの値が大きく変わっている。(0.1→0.5)
Dist threshの値を上げるとフリッカーが出にくくなるらしい。
Mediumの方は多少抑えられている気がするがHighの方は違いがあまり分からない。
レンダリング時間自体はあまり変わらない。


VeryHigh



Min Rate:-3
Max Rate:1
Clr thresh:0.2
Nrm thresh:0.1
Dist thresh:0.3
レンダリング時間約3分
さすがに綺麗だがレンダリング時間が飛躍的に増えてしまった。
レンダリング時間さえ許せば・・・というところか。


次回は細かいパラメーターの検証。
posted by KAZZ at 06:07| Comment(0) | TrackBack(0) | 実験
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